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2025.10.17
団地・マンションの洋室リフォーム ~ポイントを押さえて古い和室をおしゃれな洋室に~

近年人気の、和室から洋室へのリフォーム。
ライフスタイルの変化に伴い、畳よりもフローリングのほうが使いやすく快適だと感じる方が増えています。
洋室へのリフォームは、暮らしの快適さがアップするだけでなく、住み慣れた空間を一新できる点も魅力。
築年数の経った団地やマンションでも取り入れやすく、注目されているリフォームのひとつです。

和室を洋室に変えるメリットと、人気の理由

和室から洋室へのリフォームが人気を集めている理由として、暮らしやすさとデザイン性の両面があります。
まず、フローリングは水拭きができ掃除がしやすく、畳に比べてダニやカビが発生しにくいといった扱いやすさがあります。
ベッドやソファといった洋風のインテリアにも馴染み、限られたスペースでもレイアウトの幅が広がります。
また、モダンな内装デザインに仕上げられるため、お部屋全体がすっきりとした印象に変わります。
和室が多い団地やマンションでも、「寝室だけ洋室にしたい」「将来を見据えてバリアフリー化したい」など、ライフスタイルに合わせた目的でリフォームする方が増えています。
間取りを大きく変えなくても、今とこれからの暮らしに合う快適な空間と一新できる点が、和室から洋室へのリフォームの大きな魅力です。

団地・マンションでの洋室リフォームのポイント

まず注意したいのは「床の構造」です。
多くの団地やマンションの和室では、コンクリートスラブの上に木材で下地を組み、その上に畳を敷いています。
畳を撤去してフローリングにする場合、そのままでは床面の高さが下がってしまうことがあるため、床上げ(レベル調整)工事が必要になるケースもあります。

また、併せて防音性能を保つための下地材や断熱材の選び方にも配慮が必要。
集合住宅では管理規約によって使える床材が決められていることがあります。
遮音性能(LL値)の基準を満たした製品が指定されている場合もあるため、リフォーム前にチェックしておくと安心です。

そして、築年数が経った建物では壁や天井の下地が傷んでいたり、断熱性能が低いことも多く、クロスの張り替えだけでなく、壁や天井の補強+断熱性能の向上も一緒に行うことで、見た目も快適さもグッとアップします。
建物の状態をよく見ながら計画を立てることが、後悔のないリフォームの大きなポイントです。

和室から洋室へ リフォーム内容別の費用相場と選び方

和室を洋室にリフォームする際は、「どこまでリフォームするか」によって費用が大きく変わります。
こちらの目次では、主な工事と費用目安をご紹介します。

■床の張り替え(畳からフローリング)
畳を撤去し、下地調整や防音材を入れてフローリングを施工する場合、10〜20万円/6畳が目安。
防音仕様や床暖房を導入する場合はさらに費用が上がります。

■壁・天井の内装
砂壁をクロス仕上げに変える場合は8〜15万円前後。
下地の状態によって補修費が加わることもあります。

■建具・ドアまわり
ふすまを洋風のドアに変更する場合、5〜15万円前後。
既存の枠をそのまま利用するかどうかや、洋風ドア自体の金額によっても大きく変わります。

■押し入れからクローゼットへ
大体8〜15万円前後が一般的。
内部の解体・撤去、内側の仕様(天板の造作、壁や床、天井部の仕上げ)、パイプハンガー等の取付など、工事の内容次第で金額に差が出ます。

■照明・窓まわり
和風の照明をダウンライトやシーリングに変える場合は1つにつき、照明器具自体が1個5,000円~1万円程度。
プラス、職人の作業費として1.5万円~3万円ほどかかります。
障子からカーテンやブラインドに替える場合は、本体+取付で2〜5万円前後が目安です。

このように、全体としては6畳で20〜40万円前後が一般的な相場です。
必要な内容に優先順位をつけながら、工事を組み合わせてプランニングしていきましょう。

まとめ

和室から洋室へのリフォームは、暮らし方や予算に合わせて進められる身近な工事です。
床や壁を変えるだけでもお部屋の印象は大きく変わり、快適に過ごせるようにもなります。
和室の洋室リフォームをお考えの方は、ホームプラスまでお気軽にご相談ください。