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2025.08.22
団地・マンションの水まわりリフォームのポイント ~配管に注意!~

団地やマンションで水まわりリフォームを考える際、設備の使いやすさだけでなく、給排水の配管も重要です。

古い配管は漏水や水圧低下の原因になることもあります。ここでは、初心者向けに水まわりリフォームの基本と配管の注意点をわかりやすく解説します。

団地・マンション 水まわりリフォームの基本

水まわりリフォームの対象は、キッチン・お風呂・洗面所です。マンションの場合、個人で自由にできる範囲は管理規約で制限されることがあります。壁や床を大きく変更できない場合や、工事時間に制限がある場合もあるため、事前に確認しておくことが大切です。

リフォームを始める際は、まずどの設備をどのように変えたいのか、希望を整理しましょう。例えば、キッチンでは収納を増やす、作業スペースを広くする、といった具体的な要望です。浴室や洗面所も、使いやすい動線や掃除のしやすさを考慮すると満足度が高まります。

工事の流れは、既存設備の撤去、配管・電気工事、新しい設備の設置という順序で進みます。業者に希望や予算を伝えることで、工事計画をスムーズに立てることができます。
また、工事中の生活への影響を考え、お風呂等は一時的に使える場所(銭湯など)を検討しておくと安心です。

給排水の配管に注意が必要!具体的には?

リフォームで見落としがちなのが、給排水配管です。古い配管は経年劣化で水漏れや詰まりのリスクがあり、水圧が低下することもあります。特に築年数の経った団地・マンションでは、配管の老朽化が進んでいることが多いため注意が必要です。

また、マンションでは、個人で自由に工事できる範囲と、共用部分にあたる範囲があります。共用部分とは、住戸内にある設備以外の部分で、他の住戸や建物全体とつながっている箇所のことです。例えば、配管の本管や縦管(スリーブ内の上階・下階につながる配管)、屋上や床下の共同配管などが該当します。これらは個人で勝手に交換や経路変更はできず、管理組合や専門業者との相談が必要です。

配管の材質や径も確認しましょう。新しい設備を取り付ける際、給水や排水の流量に適していない場合は、追加工事が必要になることもあります。リフォーム前に業者と配管の状態をチェックし、必要な修理や交換を計画しておくことが、安全で快適な水まわりを作るポイントです。

快適な水まわりにするためのポイント

工事中は水まわりが使えない期間が発生するため、工期や作業時間を事前に確認しておくことが重要です。キッチンや浴室を使う時間を調整したり、簡易的に水を使える場所を用意したりすると生活への影響を最小限にできます。

また、工事後は水圧や排水のチェックを行うことをおすすめします。漏れや詰まりがないか確認することで、後から大きなトラブルになるのを防げます。生活動線や安全性も併せて見直すと、使いやすく快適な水まわりを実現できます。

さらに、管理組合への届け出や近隣への配慮も忘れずに行いましょう。騒音や工事時間に関するルールを守ることで、トラブルなくリフォームを進められます。

まとめ

団地・マンションの水まわりリフォームでは、設備の選び方だけでなく、給排水配管の状態も確認することが大切です。工事前に業者と相談し、配管や工事計画を確認することで、生活に合った使いやすい水まわりリフォームが完成します。
水廻りのリフォームをご検討でしたら、ぜひ一度ホームプラスまでご相談ください。