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2025.08.28
古い団地・マンションの配管交換はいつ?ベストな時期と判断基準について

古い団地やマンションでは、外観や内装が整っていても、壁や床の中にある配管は建築当初のままということがあります。配管の寿命や劣化のサインを知ることは、安心・快適な暮らしを送るうえで非常に大切な部分です。
今回の記事では、古い団地・マンションにおける配管交換の目安時期や劣化のサイン、検討時のポイントをお伝えしますのでぜひ参考になさってください。

古い団地・マンションの配管寿命と交換の目安時期

古い団地やマンションでは、内装や設備がきれいでも、壁や床の中にある配管は建てられた当初のままということが多く、リフォームやリノベーションを行う際には注意が必要です。
配管の寿命は材質によって異なり、鉛管(1978年以降は健康えの影響から給水管に使用されなくなりました)や銅管は約20年、塩ビ管でも30~40年が目安です。築30年以上の建物では、配管が寿命を迎えている可能性が高くなります。
特に1970~80年代に建てられた団地やマンションは、当時主流だった鋼管(銅管・鉛管)が使われていることが多く、内部のサビや腐食で赤水や水漏れが起きやすい傾向があります。
表面に問題がなくても、長年使用した配管は徐々に劣化し突然破損するリスクが高いため、築年数を目安に点検・交換を検討することが大切です。

配管交換が必要になる古い建物のサインとは?

古い団地やマンションで配管交換を検討する際には、目に見えるサインを確認することが大切です。
まず、水の色や濁りに注意しましょう。赤水や茶色い水が出る場合は、内部のサビや腐食が進んでいる可能性があります。
次に、水圧や排水の流れも確認ポイントです。水の勢いが弱くなったり、浴室やキッチンの排水が遅くなったりする場合は、配管内にスケール(ミネラル等の水垢の一種が堆積し固まったもの)や詰まりが発生しているサインです。
さらに、天井や床下に水漏れ跡や湿気の染みが見られる場合は、配管が劣化部から水が漏れ出ている証拠です。
これらの症状は、小さな問題でも放置するとトラブルが大きくなることがあります。早めに専門業者に相談し、必要に応じて交換を検討しましょう。

団地・マンションで配管交換を検討する際の注意ポイント

団地やマンションで配管交換を行う場合、個人宅とは異なる注意点があります。
まず、共用部の配管は管理組合の承認が必要で、勝手に工事を進めることはできません。事前に手続きや規約を確認しておきましょう。
建物の大規模改修のタイミングで住居全体で対応する場合は工事費用を抑えられる場合がありますので、建物全体のスケジュールに合わせて計画することも考慮しましょう。
さらに、専有部と共用部の境界を明確にしておくことも重要です。どこまでが自分の責任で、どこからが管理組合の責任かを事前に把握して、スムーズに進めましょう。
最後に、信頼できる専門業者に依頼することもポイント。古い建物特有の配管構造や素材に対応できるか確認することがポイントです。

まとめ+CTA

古い団地やマンションでは、配管の劣化が突然の大きなトラブルにつながることがありますので、築年数や劣化のサインを目安に点検や交換を検討することが大切です。
信頼できる専門業者に相談し、建物に合った最適な交換時期や方法を早めに確認しましょう。
ホームプラスでは、古い団地・マンションの配管交換についてもご相談を承りますので、お気軽にお問い合わせください。