コラム

団地やマンションのリノベーションを検討する際、気になるのが「どのくらいの期間がかかるのか」という点。
住みながらできるの?仮住まいは必要?といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。
この記事では、一般的なリノベーション工事の工期目安や工事の流れ、工期を短縮・遅延させないための注意点などをわかりやすく解説します。
リノベーションの一般的な工期目安はどのくらい?
団地・マンションのリノベーション工事は、規模や内容によって工期が大きく変わりますが、フルリノベーションの場合は2〜3ヶ月程度が一般的です。
たとえば、キッチン・浴室・トイレなどの水まわり設備をすべて交換し、間取りの変更も行うようなケースでは、
さまざまな工程が発生するため、最低でも2ヶ月は見ておきたいところです。
一方、通常のリフォーム(壁紙や床材の張り替えなど)だけの場合は、1〜2週間程度で完了することもあります。
水まわり工事が含まれない場合は工期が短く済むのが一般的です。
また、団地の場合は建物の構造や管理規約によって制約があることが多いです。
管理組合への書類提出~承認だけでなく、作業自体に時間がかかるケースもあるため、
現地調査や管理組合への確認等をしっかり行ったうえで、施工会社にスケジュールを立ててもらいましょう。
計画から工事までの流れをご紹介します
リノベーション工事は、基本的に次のようなステップで進んでいきます。
① プランニング・設計(1ヶ月〜2ヶ月)
まずは、施工会社との打ち合わせでの希望のヒアリングを行い、
その後間取りやデザイン、設備内容を決定していきます。
特にフルリノベーションでは、ここにしっかりと時間をかけることが満足度の高い仕上がりにつながります。
② 着工前の準備(①と並行して2~3週間程度)
マンション管理組合への申請や、近隣へのあいさつ、仮住まいへの引っ越しなど。
団地の場合は共用部の施工制限や個別の規約があるため、
工事の承認が下りるまでに日数を要することもありますので注意しましょう。
③ 解体・施工(1ヶ月〜2ヶ月半)
実際の工事では、まず既存部分の解体を行い、
その後に、「配管工事」→「間取りの造作」→「内装・設備」の仕上げへと進みます。
設備の納期や職人のスケジュールに問題が発生した場合は工期が延びることもありますが、
基本的には着工前のスケジュールに沿って進みます。
④ 竣工・引き渡し(数日〜1週間)
クリーニングと最終確認を経て、完成~引き渡しです。
最終確認時に追加工事後や補修が必要になる場合もあるため、
余裕を持ってスケジュールを立てておくと安心です。
工期を短く・スムーズに進めるための注意点
リノベーションを予定通りに進めるためには、いくつかの注意点があります。
まず重要なのは「事前準備の徹底」です。
設計プランをしっかり固めずに着工してしまうと、途中での変更が多くなり、工期が延びる原因になります。
また、一部の設備や資材をご自身で手配し支給する場合は、「商品の納期」に注意しましょう。
人気の設備や海外製のものは納期が長くなることもあるため、早めの手配が大切です。
さらに、団地やマンション特有の「管理規約の確認」も必須です。
工事ができる時間帯や共用部の扱いなど、守るべきルールが定められているため、
事前に管理組合と相談しておきましょう。
施工会社と事前にしっかりと相談しながら、
無理のないスケジュールを立てることが、スムーズなリノベーションの第一歩です。
まとめ
団地・マンションのリノベーションは、内容により工期が大きく異なりますので、
まずはご自身の希望を整理し、施工会社に相談しながら進めていきましょう。
ホームプラスでは、団地やマンションリノベーションの豊富な実績をもとに、
最適なプランとスケジュールをご提案しています。
ぜひお気軽にお問い合わせください。