コラム
新築物件の価格が高騰する今、広さもコスパも魅力の「団地リノベーション」に注目が集まっています。
中でも、一人暮らしの団地を“仕事も趣味も楽しめる空間”へ変えるリノベーションが人気。
自分らしい暮らしを叶える、ワークスペースと趣味空間の両立アイデアをご紹介します。
一人暮らしを快適にする団地リノベーションの楽しみ方
近年、団地をリノベーションして一人暮らしを楽しむ人が増えています。
その理由は、物件としての購入価格が比較的手頃で、間取りがシンプルなため、自分好みにアレンジしやすいからです。
築年数は経っていても、しっかりとした構造を活かして快適な空間へと生まれ変わらせることができます。
なかでも注目されているのが、仕事にも集中でき、趣味の時間も楽しめる空間づくりです。
例えば、リビングの一角をワークスペースにし、その隣に趣味コーナーを設けるなど。
団地は間取りがコンパクトだからこそ、生活スタイルに合わせたゾーニングがしやすいのも魅力です。
また、家具の配置次第でも空間の印象は大きく変わります。
明確な仕切りを設けず、ブラインドやパーテーションでスペースを分けたり、低めのローベッドで抜け感をつくったりと、ちょっとした工夫を意識して家具を配置するだけで、驚くほどおしゃれで暮らしやすい空間になります。
「この家でどんな時間を過ごしたいか」を具体的にイメージしてデザインすることが、一人暮らしの団地リノベーションを最大限に楽しむためのポイントです。
ポイントその1 ワークスペースを上手につくるコツ
仕事用のワークスペースを設ける際は、造作や内装デザインの工夫で空間を整えるのがおすすめです。
まず考えたいのは、仕事に集中できるレイアウトと適度な囲われ感。
壁面にカウンターデスクを造作したり、間仕切り壁を設けて視線を切るだけでも集中力が高まります。
また、床材や壁紙で“空気を変える”のも効果的です。
リビングとは異なる色味や素材を使うことで、仕事モードへ自然に切り替えられます。
木目調のカウンターや落ち着いたグレーのクロスなど、質感でゾーンを分けると空間に奥行きが生まれます。
仕事に必要な書類や備品も造作した棚に収納すると見た目もすっきり。
デスクに近い壁面に浅めの棚をつくり、必要なものを整理すれば机上が広く使えます。
コンセント位置やケーブル類の収まりも、配線がすっきりと隠れるようあらかじめ計画しておくと快適です。
造作と内装の工夫で、限られたスペースでも“働きやすく美しいワークエリア”が実現します。
ポイントその2 趣味とくつろぎを両立させる空間づくり
一人暮らしの団地リノベーションでは、仕事だけでなく趣味やくつろぎの時間を快適に過ごせる空間づくりも大切です。
限られた面積でも、造作や内装の工夫で“好きなことを楽しむ居場所”をつくることができます。
読書が好きな人なら、本棚とソファを組み合わせた小さなライブラリースペースがおすすめです。
壁面いっぱいに造作棚を設けたり、調光付きの照明にすることで静かで落ち着いた空間で読書を楽しむことができます。
料理が趣味の方は、キッチン設備にこそこだわりを。
システムキッチンのグレードを上げたり、収納や作業台を広めに確保することで使い勝手が格段にアップします。
タイル貼りのカウンタートップや壁もおしゃれですし、照明にもこだわると一層キッチンスペースがワクワクした空間になります。
また、アウトドア派の人には玄関のリノベーションも人気です。
土間スペースやウォークインクローゼットを造作し、道具やウェアを収納すれば、外出前の準備や帰宅後の片付もスムーズに。
使いたいときにサッと取り出せる実用性も魅力です。
このように、趣味やライフスタイルに合わせた造作設計こそ、団地の一人暮らしをもっと楽しむための一番のポイントです。
まとめ
仕事や趣味の空間を工夫することでより一層生活がしやすく、楽しめる空間を手に入れられる一人暮らし向け団地リノベーション。
価格が控えめな団地だからこそ、購入後のリノベーションで自分好みのワンランク上の住まいを実現することができます。
ホームプラスではオシャレで理想の空間づくりを丁寧にサポートしますので、お気軽にご相談ください。






