コラム
面積が少ないコンパクトなマンションでも、リノベーションの工夫次第で広々と快適な空間を実現できます。間取りの見直しや収納の工夫、色や素材の選び方によって、視覚的にも実際の使い勝手の面でも広く感じられる住まいに変えられます。今回のコラムでは、狭さを感じさせないリノベーションのポイントをお届けします。
間取りの工夫で開放感アップ!壁やドアの使い方を見直そう
特にマンションは戸建てに比べて、構造上の制約が少なく、壁を撤去して新しい間取りに組み替えやすいのが特徴です。
リビングとダイニングの間にある壁をなくすだけで、視界が広がり、圧迫感が減ります。
また、ドアの種類を見直すのもおすすめです。開き戸を引き戸やスライドドアに変えれば、扉の開閉スペースが不要になり、部屋を有効に使えます。特に、ガラス入りのドアを採用すると、光を通して部屋全体が明るくなります。
さらに、視線の抜けを意識した家具配置もポイントです。背の低い家具を選ぶことで、空間がすっきり見え、広がりを感じられます。間取りの工夫で、コンパクトな住まいでも快適な空間を実現しましょう。
収納上手でスッキリ広々!スペースを無駄なく活かす工夫
限られた空間を広く使うには、収納を工夫して生活感を抑えることが大切です。
まず、壁面収納を活用すると、床のスペースを確保しつつ収納力をアップできます。造り付けの棚や吊戸棚を設置すれば、デッドスペースを有効活用できます。
また、ベッドやソファの下を収納スペースとして使うのもおすすめです。収納付きベッドや引き出し付きソファを選べば、衣類や日用品をすっきり片付けられます。さらに、クローゼットの中を整理しやすくするために、可動式の棚や収納ボックスを活用すると、収納効率が向上します。
このように、リノベーションと家具選びによって収納を工夫することで、部屋が散らかりにくくなり、コンパクトなマンションでも広々と快適に暮らせます。
色と素材で錯覚を活用!空間を広く見せるデザインのコツ
部屋を広く見せるには、色や素材の選び方も大きなポイントです。
まず、壁や天井の色を明るいトーンにすると、光を反射しやすくなり、開放感が生まれます。特に、白やベージュ、淡いグレーなどよいナチュラルな色合いは、部屋を広く見せる効果がありおススメです。
また、鏡やガラスを取り入れると、視線が奥まで抜けて空間が広く感じられます。例えば、壁の一部に大きな鏡を設置したり、ガラス扉の収納を使ったりすると、圧迫感を減らすことができます。
そして最後に、床材を統一について。部屋やエリアごとに異なる床材を使うケースもありますが、空間が分断されて見えてしまいます。その場合は同じ素材で統一すると、広がりを感じやすくなりますので、色や素材を工夫しながら、空間を広く演出しましょう。
まとめ
このように、コンパクトなマンションでも、間取りや収納、色や素材の工夫によってリノベーションの快適な生活空間の実現が可能です。
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