コラム

毎日の生活の中で、最も長い時間を過ごす寝室。快適な睡眠環境を整えることは、健康的な暮らしに大きく関わります。
リノベーションを検討する際には、質の高い睡眠を得られるよう、寝室の設計を見直すことがおススメです。
今回の本コラムでは、光の取り入れ方(採光)や収納、壁材・床材の選び方、照明など、寝室づくりで押さえておきたいポイントを解説します。
1. 採光と防音性で睡眠を快適に
寝室の快適さを左右する重要な要素のひとつが、「採光」と「防音性」です。
朝日が自然にはいるよう、窓の位置や大きさを調整することで、朝の目覚めが格段に良くなります。
また、防音対策も快適な寝室づくりには欠かせません。外部の騒音が気になる場合は、二重サッシを導入すると静かな環境が確保され、より深い眠りを得ることができます。
2. 収納スペースを最大限活用する
寝室を快適に使うためには、ある程度広さを確保するための収納の工夫もポイントです。
クローゼットの位置やサイズを見直し、使いやすさを向上したり、壁面収納やベッド下のスペースを有効活用する方法は、限られた空間を効率的に使う手段としておすすめです。
リノベーションで収納スペースを新たに設ける場合は、衣類や寝具など、収納すべき物の量を事前に調べておき、必要なスペースを確保することが大切です。無駄なく配置を決めることで、スッキリとした空間を維持できるようになります。
3. 壁材・床材の選び方で居心地のよさを追求
寝室の雰囲気を左右するのが、壁材や床材の組み合わせです。
身体が休まる、落ち着いた空間を演出するためには、ナチュラルな木目調やグレージュカラーなど、リラックスしやすい色合いを基調にするとよいでしょう。
機能面でも、調湿効果のある珪藻土の壁材などは、湿度を調整し、快適な空気環境を保つのに役立ちます。また、消臭効果のある壁材を使用すれば、寝室内の空気をクリーンに保つことができます。
床材についても、足触りのよい無垢材や、冷えにくいコルク素材などがおススメです。
4. 照明の選び方一つで変わる快適な睡眠環境
照明計画も、寝室リノベーションでは欠かせないポイントです。
メインの照明に加えて、フロアライトや天井の段差を利用した間接照明を活用することで、リラックスしやすい空間を演出できます。
ぜひ照明の選び方を工夫し、就寝前の時間を快適に過ごせるよう工夫しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
寝室のリノベーションは、快適な暮らしの基盤をつくる大切な工程です。細部にこだわることで、より良い睡眠環境を整えられますので、リノベーションを計画する際は、プロの設計士に相談しながら、自分に合った寝室づくりを目指しましょう。
ご相談はぜひホームプラスまでお気軽にどうぞ!