コラム
マンションリフォームを考え始めると、「どこから手を付ければいいのか分からない」と感じる方は多いものです。
キッチンや浴室など気になる場所はあっても、すべてを一度に直すべきなのか、それとも順番を決めるべきなのか、判断に迷ってしまいます。
マンションには構造や配管、管理規約などの条件があり、戸建てとは少し違う考え方が必要です。
だからこそ大切なのは、思いついたところから工事を進めることではなく、「何を」「どの順番で」整えるのかを整理すること。
こちらのコラムでは、マンションリフォームを検討する際に押さえておきたい優先順位の考え方を、分かりやすくお伝えします。
まずは「今の暮らしの気になる」を整理することから始めましょう
マンションリフォームを進めるうえで、最初に取り組みたいのは「今の暮らしの棚卸し」です。
築年数が経っている、もしくは古い、という理由だけで工事範囲を決めてしまうと、本当に優先すべき部分が見えにくくなります。
大切なのは、「困っていること」と「なんとなく古いと感じていること」を分けて考えること。
例えば、キッチンの扉の色が気になるのか、それとも作業スペースが狭くて使いづらいのか、同じ“気になる”でも、改善したときの満足度は大きく異なります。
特に、毎日使う場所にはヒントがあります。
キッチンや浴室、洗面所、リビングなど、生活時間が長い空間で感じる不便さは、暮らしに直結する問題ですので、寒い・暗い・動線が悪いといった体感ストレスは、優先度が高いといえます。
いきなり「どこを直すか」を決めるのではなく、「何に困っているのか」を整理することで、「どこから進めればよいか」といったリフォームの方向性はぐっと明確になります。
次に考えるべきは「見えない部分」の優先度
内装より先に確認したい“住まいと生活の要”
暮らしの中の“気になる”を整理したら、次に考えたいのが見えない部分の状態です。
内装や設備の見た目は分かりやすい一方で、配管や下地、給湯器などは普段目に触れないため後回しになりがちですが、実はお住まいと生活を支えている大切な部分でもあります。
水回り設備と配管のチェック
キッチンや洗面所などの水栓が問題なく使えていても、築年数によって配管内部が劣化し漏水の一歩手前まで進んでいることがあります。
給湯器も同様に、長年使い続けている場合は急にお湯が出なくなるなど故障のリスクが高くなりますので、生活への影響が出やすい水回り設備や配管、給湯器は計画的な点検や交換が安心です。
小さなサインを見逃さない
床のきしみや壁の結露、カビなどの小さなサインも、床下地の腐食や漏水など大きな問題が原因となっていることもあります。
見た目をきれいに整えるリフォームも大切ですが、住まいの土台となる部分を先に確認しておくことで、せっかくきれいにした後にやり直すといった状況を防ぎましょう。
最後に「理想や快適性」をどう組み込むか
一度にすべてを整えなくてもよい
ここまで整理できたら、次は理想や快適さをどう取り入れるかを考えます。
内装デザインを一新したり、間取りを見直したりというリフォームは気持ちが上がる部分ですが、すべてを一度に行う必要はありません。
「今すぐ必要なこと」と「できればやりたいこと」を分けて考えるだけでも、計画はずっと立てやすくなります。
どこから進めるかの優先順位は「段階」で考える
例えば、水回りや配管など生活に直結する部分を先に整え、そのあとで内装やデザインを見直すという進め方もあります。
まず土台を整え、そのうえで快適さを足していく。このように「段階」で考えると、無理なく進めやすくなります。
「全部やる」から「順番に整える」へ
マンションリフォームでは、「せっかくならまとめてリフォームしたい」と思うのは当然です。
しかし、すべてを一度に進めようとすると、後から「ここをこうすれば良かった」といった後悔につながることもありますので、暮らしにとっての必要性の高さを基準に整えていくことをおすすめします。
まとめ
「マンションのリフォームってどこから始めればいいの?」と迷うのは、決して特別なことではなく、それだけ住まいを大切に考えているという証拠でもあります。
大切なのは、思いついた場所から工事を進めるのではなく、暮らしにとって何が必要かをいったん立ち止まって整理すること。
その内容が見えてくると、優先順位を決める際の判断もぶれにくくなり、無理のないリフォーム計画へつながっていきます。
ホームプラスでは、マンションの構造や設備条件を確認しながら、「どこから手を付けるべきか」という段階から一緒に整理し、住まいと暮らしに合った進め方を一緒に考えます。
マンションリフォームをどこから始めるか迷ったときは、まずはお気軽にホームプラスへご相談ください。





