コラム

現在マンションのリノベーションを考えている方や、中古マンションを購入してリノベーションしたいと考えている方にとって、お子様のための素敵な子供部屋を作ることは、リノベーションにおける大きなポイントの一つではないでしょうか。
今回のコラムでは、限られたスペースを最大限に活用しながらお子さんが心から楽しめる空間を作るためのポイントをご紹介したいと思います。
成長に合わせたフレキシブルなデザイン
子供部屋のプランニングで大切なポイントは、成長に合わせたフレキシブルなデザインです。
年齢とともに趣味や興味が変わっていくため、部屋のインテリアもそれに対応できる工夫がおすすめです。例えば、壁の一部を黒板風ペイントにすることで、幼児期はお絵描き、児童期は学校のプリントや時間割りを貼って勉強や学校の支度に役立てられる場所として活用できます。
家具の選び方では、成長に合わせて高さを調整できる机を選ぶと、長く快適に使うことができます。さらに、可動式の仕切りを取り入れることで、子供が小さいうちは広々とした遊び場として使い、成長後は兄弟姉妹で空間を分けて使うことも可能です。
このように、子供の成長を見越したデザインを取り入れることがまず1つ目のポイントです。
収納とお手入れを考えた快適な子供部屋づくり
・すっきり片付く収納スペースを確保
子供がいる家庭では、おもちゃ、本や画用紙などの紙類、洋服や小物などが増えがちです。これらのすっきりと整理整頓できるような工夫が必要です。特に、デッドスペースを活用するのがポイントです。ベッド下の収納スペースや、壁面を活用した棚を取り入れることで、限られた空間を有効に使うことができます。ベッドや棚は、造作でオリジナルのサイズで作ることもできるのでお勧めです。
・お手入れしやすい工夫を取り入れる
子供部屋は、日々の遊びや生活で汚れやすい場所でもあります。掃除がしやすいように、床材はホコリがたまりにくく、水拭きがしやすい素材を選ぶとよいでしょう。また、収納は扉付きにするとホコリが入りにくく、片付けもスムーズになります。お手入れしやすい環境を整えることで、清潔で快適な空間を保ちやすくなります。
自然光を活かした心地よい子供部屋づくり
さらに、子供部屋には自然光がたっぷりと入るようにすることも意識したいポイントです。
自然の明るさを感じられる空間は、日々の生活をより豊かにしてくれます。
窓の配置を工夫するのはもちろん、室内窓を取り入れるのも効果的です。例えば、隣接するリビングや廊下との間に室内窓を設けることで、家全体の採光性も向上し、より自然な明るさを確保できます。開閉式のものを選べば風通しもよくなりますし、光と風を上手に取り入れて快適な子供部屋を実現しましょう。
まとめ
子供部屋づくりは、その時はもちろん、成長しても快適に過ごせる空間づくりがポイントになります。今回ご紹介した内容をぜひ参考にしていただき、お子様がのびのびと過ごせる理想の子供部屋をプランニングしてみてくださいね!